釣りで使う大切なものの一つにリードが挙げられますが、構造上の違いによって、大きく分けると2つの種類に分かれます。
一つ目がスピニング、二つ目が両軸、そして最後に片軸と呼ばれるものです。
投げ釣りをするのであればスピニングのように、それぞれのリールに得意な分野があることから、様々な方法で釣る人ほど、様々な形のリールが必要になってくるでしょう。
その中でも守備範囲が一番広いものがスピニングと呼ばれるもの、そして両軸、一番独特なものが片軸となります。
多くの人はスピニングと両軸があれば対応することができるでしょう。
スピニングは多くのシーンで利用することができます。
他の二つの種類と大きく異なるのは糸巻きの向きです。
直角に取り付けてあり、基本的には固定されたままラインが出たり入ったりします。
このようなことから仕掛けを投げてすごい勢いでラインが出ていてしまったとしてもスプールは回る必要がないので、スムーズに距離も伸びていきます。
投げやすく巻き取りやすいことからトラブルも少なく、初心者にも扱いやすいと言えるでしょう。
両軸は主に海の船で使うものであり、両側から支えて巻き取るのがひとつの特徴です。
水深50M以上を釣るような船では、電動リールを使う人が多いといえます。
そして片軸とは内部にギアがなく、糸巻き部分を片側から支えて巻き取るシンプルなものです。
構造がシンプルなので値段も安かったので、昔は様々な方向に使われていましたが、他のものが改良されていくにしたがって使われなくなってきています。
選び方としては、初心者の場合にはスピニングがあれば問題ないでしょう。
海の船の場合には両軸が必要となりますが、どちらかと言うと価格が高く、レンタルすることもできるので最初のうちには無理に買い揃える必要もありません。
スピニングを選ぶ場合には、ポイントは大きさです。
同じシリーズでも大きさが異なるもののラインナップがあります。
大物や遠投の場合には大きめ、ちょい投げサビキなどの場合には小さめなどを使った方がトラブルも少ないです。